一と十

まずは一ヶ月

ポンちゃん

10月27日、愛犬ポンちゃんが天国へ

突然の死に戸惑った部分もあったが、火葬後は多少落ち着いてきた
自己満と思われようが、生きていた証をどこかへ残したい想いがある
供養と共にここに思い出を語っていこうと思う





ポンちゃんは拾い子だった
弟が当時飼っていた犬を連れて散歩をしていると
どこからともなく、後ろから小犬がついてきた
それがポンちゃん、性別は雌だった

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僕が持っていた中で一番古い写真



室内犬として迎えられたポンちゃん
犬は飼ってきたが室内犬は初めてだった
当初はイタズラなど室内犬の難しさに悩まされたが
利口な犬で躾と一緒に無くなってきた
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夏の時期はよく玄関にいた
涼しいらしい
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普段はテーブル下やソファとリビングの窓の隙間にすっぽりハマり寝ていた
不思議な犬だ、ただ自然と落ち着くようだった
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座椅子を使っていた時は座ってないと椅子をとられた
寝心地が良かったらしい
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寝る時になるとスススっと足元や隣に入ってくる
重さが今となっては心地良かったと思える
朝になると散歩だと文字通り叩き起こされた
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祖父の家に行くときなどは上着を着せた
毛がよく抜け落ちたからだ
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よく地元の河原や公園へ遊びにでかけた
車は徐々に慣れ、でかけると分かると嬉しそうに車に乗った
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癖なのかわからないが
よく近くにきては寄り掛かる様に座ってきたりした
寂しがり屋だった
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この散歩のおいでおいでが凄かった
さんぽ、という言葉にも反応した
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シャワーされるのが苦手なのか、洗面所に入った直後ぽんちゃんを見つめると
すごく渋い顔をしていたのがまた可愛かった
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家族、何をするのも一緒だった
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ポンちゃんの具合が悪くなったのは突然だった
最初は持病のてんかんかと思ったがどうも呼吸がおかしい
それからは本当にあっという間だった・・・
思えば予兆はあった、見切れなかったと思うと本当に悔しい





弟から入院したという話を聞き急ぎ足で実家に帰りそのまま病院へ
久しぶりに会うポンちゃんは痩せていたように見えた
でもその時は、その時はまだ頑張れると思った
頑張って息をしていて、目を見たらまだ生きようとしていた目だと思った
だから僕は祈った、大丈夫、ポンちゃんは生きれる
だがそれが最後だった





病院に行く前、実家で苦しそうにしていた中でも
僕の名前を家族が呼んだときはスクッと顔を上げたらしい
ポンちゃんは最後に僕に会うまで踏ん張ってくれていたのだろうか・・・





僕はポンちゃんに何かをしてあげられただろうか





ポンちゃんは幸せだったのだろうか





分からないが、僕は伝えたいことがただ一つだけある





ポンちゃんがいて、本当に、本当に僕たち家族は幸せだった
ポンちゃんがいたことで辛いことがあっても乗り越えられてきた
それだけの癒しをもらった
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ただただ感謝しかない
ゆっくり休んで欲しい




ポンちゃん
今までありがとう
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